知人の心霊体験話

161 :あなたのうしろに名無しさんが・・・:04/06/10 20:25 ID:u+7CKMjy
怖い話というより知人の心霊体験話 
俺がバイトしてたスーパーのパートのAさんからきいたんだけど、その人が数十年前に家を改築するために仮住まいのアパートに住んでいたときの話。
改築にあたって、家具類を業者に預かってもらってて仏壇も持っていってもらってたけど母の位牌だけは一応アパートの方に持ってきていた。
しかし、位牌をおくのにちょうどいい台が見つからず仕方なくAさんが中学時代に作った青色の本棚に置くことにした。
その見栄えは相当悪かったそうだ。
少し気にしたが「まあ、また今度代わりの台を買ってくればいい」と思いそのままにしておいた。 
しかし、その後位牌の台のことをすっかり忘れてしまって台はしばらくそのままになった。 
数日たった日の夜、不意に目を覚ましたAさんの枕元に青い着物を着たAさんの母がとても悲しそうな顔で立っていた。
そして母親は視線を別の部屋の方に向けてから消えたしまった。 
初めは訳が分からなかったがよくよく考えてみれば母親は青い着物なんて持ってなかったし、母が視線を向けた先にある部屋は位牌を置いてある部屋ということに気づいた。
そう、青い着物を着た悲しそうな母親と言うのは、青い本棚に位牌を置いたままにされたことが悲しくて出てきた(と思われる)母の霊だったのです。 
翌日、Aさんは見栄えのしっかりした台を買い、それに母の位牌を置き母に手を合わし謝りました。
そのおかげか母の霊はそれ以降出てきませんでした。 

わざわざ化けて出てくる程だから相当かっこ悪かったみたい、と笑いながら語ってくれました 
文章が下手でごめんなさい 

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