布団から足を出して

767 名前:名無しさん@お腹いっぱい。 投稿日:2000/09/13(水) 01:13

某所よりコピペ。ちと長いけどカンベンね。 


これは私の母の友人に起こった本当の話です。 

「今日で最後か。それにしてもなんでこんな暑いのに、 
布団に包まって寝なきゃいけないんだ」 

こんなことを言いながら寝ているこの人物を吉岡(仮名)としておきましょう。 
なぜ彼がこんなことをしなければいけないのか。 
それにはこんな理由があったからなのです。 

1週間前のことです。川原(仮名)と、佐々木(仮名) 
という2人の友達が彼のマンションに遊びにやって来ました。 
学校の話しなどでもりあがった頃、川原が突然 
「怖い話しを教えてやるよ」と言ったのでした。 
ちょうど夏の盛りだったので「涼しくなるしいいね」などと言いながら、 
川原の話しが始まったのでした。 

「あるところに老夫婦が住んでいた。 
その老夫婦のお婆さんのほうは、足が悪くほとんど寝たきりの状態だったんだが、 
夫がほとんど身の回りの世話をしていた。 
そんなある日、夫が用があるといって外出した。 
ところが、夫はいつまでたっても帰ってこない。 
まちわびた妻は、思い切って夫の外出先に電話をすることにした。 
それが間違いの元となった。 
足が悪かったせいもあって、妻は手すりにつかまりながら 
階段を下りて、下に置いてある電話へと向かおうとしたのだが、 
階段から足を踏み外して転げ落ちてしまった。 
仕事をすませた夫が帰ってくると、そこには、見るも無残な妻の姿があった。 
夫は急いで救急車を呼んだのだが、足の病気に何時間も放置されていた 
ということも重なって妻は死んでしまった。」 

「俺の話しは、とりあえずこれで終わりだ」 

「それで、その後夫はどうなったんだ?」 

と佐々木が聞くのだが、川原は 
「さぁね。俺には分からない」と言うばかり。 
僕も「どうしてだよ。ぜんぜん怖くないぞ、しかもとりあえずってどういう意味だよ」と聞くと、 
「いいか、この話しを聞いたら、少なくとも一週間は布団から足を出して寝てはいけないんだ、もしも破ったらとんでもない災難が降りかかるからな」 
しかし、どうしても信じられない僕は、1週間後にこの近くの喫茶店で合うことにしよう 
ということになった。 

 そんなわけで今に至ったわけなのである。 
そして1週間たった朝、 
僕は自分の部屋のドアを叩く音で目が覚めた。 
そこにいたのが、川原だった。 
「どうしたんだ」と聞くと、 
川原は「佐々木が死んだんだ」と言い出した。 
「まさか」「そのまさかだよ」 

話を聞くと佐々木は、1週間布団から足を出して寝ていたそだ。 
さらに僕らを驚かせたのは、 
1週間前に学校の校舎をバックにとった写真だった。 
そう、佐々木の後ろには、見ず知らずの老婆が、こっちを見てあざ笑っていたのだ・・・・。 

みなさんもこの話しを聞いたらご用心したほうがよろしですよ。 
現に私も足に怪我を負ったのですから・・・。 

・・・だってさ。読んだ後思いっきり後悔しちゃったよ。念の為今から1週間 
足隠して寝なきゃならん。蒸し暑いってーのによう(涙

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