789 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2000/09/14(木) 10:45

私の同級生から聞いた話ですが・・・ 

高校3年の時、彼は吹奏楽部の部長さんでした。 
吹奏楽部は、放課後旧校舎の教室を全室借りて、楽器のパートごとに 
練習します。そして、下校時刻には部長が全教室の戸締りをするのが 
決まりでした。 
その日も、いつも通りに彼は教室を見回ります。 
部員のみんなはすでに部室(旧校舎の隣にあるプレハブ)に戻っているようで、 
旧校舎には人の気配がありません。 
彼は3階、2階と見回り、残すは1階の2教室のみ。 
そこで、彼の足は止まりました。 
彼から向かって、右側に教室があるのですが、扉は開いており、 
そこから黒くて丸いモノが落ちています。 
もう校舎は明かりが落とされていて、光源は校舎の隣にあるプレハブ(部室) 
の明かりだけでしたが、よく眼をこらしてみると 
それは人の頭に見えます。床に寝転んで、廊下に頭だけ出してる格好の 
ようでした。 
彼はてっきり部員の一人だと思い、 
「おい、早く教室に戻れよ!」と言いながら近づいたのですが、 
どうもおかしいなと思いました。 

どうも、その頭の大きさが異常に大きいのです。 
気のせいかと思ったのですが、普通の頭の2倍は優にありそうでした。 
3mぐらい近づいて見ると、それは彼から背中を向けて横たわって 
います。 
霊感のある彼は、「ヤバイ!」と思ったそうですが、その時はすでに 
遅し。 
逃げようと思った彼よりも、そいつがこちらに顔を向ける(寝返り?) 
方が早かったのです。 
彼は、「そいつと目がバッチリあった。後は部室に逃げ帰ったから 
わからない」と話をこう締めくくりました。 

私も怖い話は大好きで、いろいろ話を聞きますが一番この話が 
怖かったです。すごくリアリティーがあったというか・・・。 
私のヘタクソな文章ではあんまり怖くないかもしれませんが~ 

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