唯一没頭できた遊び

272 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/03/22 18:22
229読んでて思い出した。

私が幼いころ住んでた団地も、かなり荒れたところだった。
そのころ私は、頑固で短気な父と2人で暮らしていた。
大きくなってから知ったことだが、
父は婿入り養子だったのだが、女癖が悪く、
母と大喧嘩して、私を連れて家出していたらしい。
なぜ私を連れて行ったのかは分からないが。
私は3歳から10歳まで、父と二人暮しだった。
やがてその父も、薬物不法所持で逮捕され、
私は母のもとへ連れ戻された。

父は荒れた人だった。
幼いころの記憶では、いつも父は知らない女を連れ込み、
「何か」していた。
やがてソレは、6歳の私にまで及んだ。
モノが入らないうちは指で犯され、8歳位には媚薬もバイブもしっていた。
そんな私が、父から逃れるため、唯一没頭できた遊び。
それが、猫殺し。包丁片手に、かなりむごいことをした。
なぜあんなことができたのか、自分でも今はよく分からない。
ほんのり怖い。

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