母の寝言

771 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :04/02/28 17:03
あれは浪人生の時
夜遅くに廊下を歩いてたら、母の寝言が聞えてきた。
なんか支離滅裂なことを言っていたので、なんともなしに聞いていた。
「~ん、いってくるね~」と言ったので
「はいはい、いったらっしゃい」と答えたら
「お前も来るんだよ」といきなり低い声で返された。
そのときは本気で凍った。

そのことを祖母に話したら、寝言はあの世の会話だから
返事をしてはいけない、と怒られた。
今でも耳に張り付いてるあの時の声。
間違いなく、それは母の声じゃなかった。

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