シベリア抑留の体験

844 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/08/22 14:18
怪談話じゃないけど友人から聞いた話。 
彼の大叔父は戦後シベリア抑留者で、筆舌に尽し難い程の悲惨な体験をしたらしい。 
極寒の地での過酷な労働、食事は小麦粉かトウモロコシ粉で練った団子のみ。 
毎日死人が出て、朝起きると両隣で寝てた奴が冷たくなっていたこともあったとか。 

大叔父曰く、まず真っ先に死ぬのは東京や大阪の都会出身者で、内臓が美食に馴れてしまってるので 
粗食で体が維持できないらしい。で、次に死ぬのが農家の長男。これは農家の跡取ということで 
大切に育てられた所為か、苛酷な境遇に耐えられないのだとか。 

こういう話聞くと「もし自分が同じ境遇になったら?」て想像して鬱になる・・ 
ちなみに大叔父は農家の四男で小柄ながらもガッシリした体躯の持ち主で 
友人曰く「俺よりも背が低いけど、全身から熊のようなオーラを放出してる」人らしい。 

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