山の神の苦手な物
559 山の神の苦手な物part1 2013/08/13(火) 19:53:33.62 ID:dtboC4Ch0
僕の住んでいるところは田舎なので歩いて五分、ダッシュで三分もあれば山へ行けます
今からする話はあの時経験した話です
「さあ~行こう!!」
いつものように山へお散歩に出かける僕でしたが農業をしているじっちゃんを山に向かつ途中畑で見ました
すると一緒に山に行ってくれることになります
山と言っても山道まで進まなければ黒いアスファルトで覆われています
「ぽぽぽぽ…ぽぽぽぽぽ…ぽぽ…」
何か聞こえるぞもしかしてと思った瞬間
じっちゃんの声が
「○○(俺)逃げるんじゃ」
そのあとじっちゃんは家に戻りました。俺はじっちゃんに言われて向かってこないかそいつとの距離を取りながら監視していました
よく見てみるとソレは異様に手足が長く髪も顔が覆うほど垂れていて表情が全く見えません
なにより不気味
それから十分ほどしてじっちゃんが帰ってきました
「ほれほれ」「ほれほれ」
両手に梅干を沢山持ったじっちゃんがそいつに向かって梅干を投げました
すると
「^9^」
山に帰っていきました
後日聞いた話ですがアレは山の神様で
じいちゃんが持ってきた梅干は除霊用の梅干らしいです
うちは代々山を監視して居た地主らしくたまーにああやって色んなバケモノが山から下りてきたり、外から入ってきたりします