電車で遭遇した霊

27 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/03/14 16:41
「電車の中で遭遇した俺が一番ビビッた霊」 

霊感の強い人であれば、意外に電車の中に 
霊が集まるのは判っていると思うが、 
今回は電車の中で見たすさまじい霊について語ることとする。 

先にも触れたが、電車の中にはたくさんの霊をみた。 

特に多いのが、犬の霊である。 
何をするわけでもないが、最終近い電車では、 
車内でうろうろしている。 
猫もいる。猫の場合は目が合えばにらむやつが多い。 
特に、やはり、こちらが何もしなければ何をするわけでもない。 

やはり怖いのは人間の霊だ。 

これは、やはり今日みたいな蒸し暑い夜であった。 
久々に故郷の親友と飲んだ後の出来事だ。 
親友と別れ、俺は電車へ乗った。 
(駅名は伏せておくが、00:30分の最終前の電車) 
時間も遅かったせいか、人はあまり乗っていなかった。 

一区目の駅は特に何も起こらなかったが、駅を出た後、 
それは起こった。 

いつものように霊が出る前のあれが来た。 
まもなく、霊が現れた。 

20~30代の女性であった。 

前から歩いてくる。状況がすごい 
髪が頭の半分無く、服はグチャグチャ 
片目の目玉は少し飛び出し血を流し、足が一本ひざから無く、 
そこからは、大量の血が流れていた。 
後ろからは、白犬がくっつき、その血をなめなめしていた。 

「これはやばい!見えると思われたら最後だ」 
と俺はとっさに思った。 

すかさず、俺は目をそらし、目をつぶった。 

1分半ぐらいであろうか、何処へいったか 
気にかかり、目を開けた。 

あたりを見回したら、そこらにはいなくなっていた。 
俺はホッとし、ため息をついたかつかないかの時 
俺の横にその女性と犬が現れた。 

おもわず俺は「うわ~」と叫んでしまった。 
数人の乗客が驚いて俺を見た。 
※先ほど書き忘れたが、この女性は靄版だ。 

そのまままた目を閉じ、下を向いた。 

そして、次の駅についた時、目を開けると 
更にビックリさせられた。 

なんと、俺のひざの上に座っていた。 

そして、「あなた見えるんでしょう」 
と声は聞こえずとも、口の動きでわかった。 

俺は、「うん」といった。 

すると、今でも怖い顔を更に怖くし、 
とてもまともに見れる顔じゃない。 
早口で何かを言い始めた。 

俺は勇気を振り絞って、心の中で 
「私はあなたが見えますが、声は聞こえません。許してください。」 
と何度もいった。 

すると、その女性は口から血を流し、血のりがいっぱいついた 
手で俺の首を締め出した。 

最初は「やばい」と思ったが、痛くも痒くも無いことに気付き、 
「いいかげんにしろ!、俺は死んだ人にはようはない!、どこかへいけ!」 
と心で叫んで、その女をにらみつけた。 
すると、ゆっくり「死んでない、フン ばか」 
と言い(口パクで理解)窓から、犬と一緒に消えていった。 

俺はホッとし、あたりを見ると、皆俺を見ていた。 
多分、俺が変人に見えたのだろう。 

俺はいづらくなり、次の駅で電車を降り、 
その日は最終電車で帰った。 


とにかく、電車の中は霊の溜まり場である。 
あまり、電車の中では、霊の話はしないほうが 
いいだろう・・・ 
とにかく、怖かった・・・・ 

次回はの白昼堂々あらわれた霊について語ることとする・・・・・・ 
そこで靄のことについても説明する 

前の話へ

次の話へ