劇薬

501 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/03/02 00:24
都内の某大学の研究室での話なんだけど・・・ 

仲間5人と研究室にたむろしてたときに、そのうちの1人が突然 
劇薬が保存してある棚を開けて中を物色しはじめたのよ。 
(スペアの鍵がデスクの引き出しにいつも入ってた) 

で、棚の中でも下段には硫酸だの硝酸が保管されてるんだけど 
そいつはその中の1つを手にした。 
俺と他の面子は、横でやってる事を「オイオイ、何してんだよ~w」とか 
言いながら見てたんだけど・・・・ 

突然そいつが振り向きざまにビンを投げてきやがった。 

「っ!!」 
とっさに椅子を後に蹴っ飛ばしてそのビンをキャッチしたら、 
そいつが笑いながら「実はこっちが本物でした~w」って硫酸入りのビンを左手でブラブラさせてやがって・・・ 

「ふざけるのもいい加減にしろよなぁ・・・・」 
とかブーたれながらキャッチしたビンのラベルを見て背筋が凍りついた。 

『ジエチルエーテル』 
(揮発性/引火性ともに大。取り扱い注意) 

・・・・俺、そのときタバコ吸ってました。 

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