吐瀉物


44 :ディス・ボケナスフォート@\(^o^)/:2016/05/17(火) 02:52:27.47 ID:am75Nbg1O.net
先月下旬の話。所用で上京していた私は、五反田でカプセルホテルを探していた。 

時間は午後10時半ごろ。 

人気のない裏ぶれた道の途中に、うずくまる人影が。 

見ると若い女だ。歳は24、5歳…といったところか。 
ミニスカ姿で、白い生脚が夜目にも眩しかった。 
「お姉さん、大丈夫ですか?」 
スケベ心もあった私は思わず声をかけた。 
「大丈夫…です…ゲボッ!!」 
女が吐いた。 
私は背中をさすってあげた。 

吐瀉物の中に、何やら蠢くモノがいくつも…ゾヨゾヨと。 

見ると、それは蚰蜒、船虫、馬陸… 

おぞましい虫の大群だった。 

私はすぐに逃げ出した。 

あの時のお姉さん、元気? 
蚰蜒、船虫はまだ食えなくもないけど、馬陸はヤバいよw 
食ったら死ぬ場合もあるから。

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