一時の友人

885 名前: あなたのうしろに名無しさんが・・・ 投稿日:2001/04/27(金) 20:24
10年前、海の近くに住んでいた時の話です。
その街は老人人口が高く、犬を飼っている家が
多いです。ノラ犬も多くいました。
私はその頃、会社に入社したてで飲み会が多く
家に帰るのが深夜2時頃でした。
海に向かう道なので薄暗く寂しい道で、人が
歩いているのはマレ。ノラ犬に追っかけられた
事もありました。
ある日、飲み会で遅くなり、こわごわ家路を
急いで歩いていた所、いつのまにか隣に犬が。
しかも私の歩調にあわせてついて来ていました。
不思議に思いながら、でも心強く思いながら
犬に話しかけながら家につき、お礼をいいバイバイ
しました。あの犬は幼い頃飼っていた犬なのか、
それとも本物の犬なのか?分かりませんでしたが
一緒に歩いている間、心がポカポカしてました。

前の話へ

次の話へ