死期を当てるばあちゃん

982 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/11/05(木) 17:47:33 ID:LUsVxXJ/P
うちのばあちゃんの話。
人の死期を良く当てるんだけど、二つのパターンがある。 
ひとつは、人が亡くなる直前直後に、その人が挨拶に来るらしい。 
朝起きたら「昨日の夜、○○おじさんが家の周りをぐるぐる回ってたよ」と 
言っていて、その直後に電話が鳴ってやっぱり訃報だったとか。 
「ろうそくの火が全然消えないから、○○おじさんが亡くなったかねぇ」と 
呟いてて、やっぱりその通りだったり、特に後者なんか全然論理は 
分からないんだが、単に当たるから不思議。

もう一つのパターンが、救急車の音で人の死がわかるらしい。 
「今、救急車が走っていったけど、○○さんちの○○さんだねぇ」なんて 
言ったりして、それがずばり当たって、やっぱり心臓発作で亡くなってたりする。 
すごいのは、その○○さんちが自宅から数キロ離れていて、 
ばあちゃんの他に誰も救急車の音なんて聞こえないんだ。

そんなエピソードが、書ききれないくらいたくさんある。 
ばぁちゃんには一体何が見えて、何が聞こえてるんだろう。 
元々、科学というものの説明を求めてこなかったばぁちゃんには、 
何かは分からないけど一般人に無い感覚が備わってる気がする。 
今は離れて暮らしててたまにしか会えないが、長生きして欲しいと思ってる。

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