風呂場

101 名前:  投稿日:02/07/16 15:17
怖くないけど、大学の先輩から聞いた話。 
その先輩の友人が出張先で宿泊した温泉宿での出来事、 

その日は残業で帰りが遅く、疲れていたから風呂でも浴びで 
早く寝ようと速攻で、風呂場にむかった。 
その風呂場は大人が4人入れば直ぐに一杯になってしまうくらい 
こぢんまりとした造りになっていて、その日は平日という事もあり 
他の宿泊者の姿はなく、風呂場は貸しきり状態だったそうです。 
その風呂場で髪をあらっている時の事、今までついていた明かりが 
一斉に消えてしまった。 
「あれ? 停電かな?」、とそのままの状態で待っていると、 
暫くして明かりがついた。 
そして風呂場を出ようと腰を上げようとした瞬間、背後に人のけはいを感じた。 
「こんな深夜に俺以外いるわけ無いし、その間風呂場に入ってきた人もいなかったよな。」 
と自問自答しつつ、恐る恐る後ろを振り向いてみると、なんと背後にツルッパゲのオッサンが、 
ニコーッと笑いながらこっちを見ていたそうな。

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