背中に憑いた女

581 名前:名無し  投稿日:02/03/13 22:48
ある雨の日の夜、母親は夕飯のしたくをしながら夫とピアノ教室から帰ってくる 
小学生の娘を待っていた。 
娘が帰ってきたので玄関に出迎えると、娘の背中に女が憑いているのだ。 
娘は泣きながら寒さに震え、母親は女を引き離そうとしたがどうにもならない。 
娘を居間のストーブの前にすわらせ、とにかく寒さに震えるのをあたためようとした。 
すると女は暖めれば暖める程苦しみ、最後にはつんざくような悲鳴をあげ消えてしまった。 
その瞬間娘も絶命してしまった。
母親は混乱状態に陥り、そこへ夫が帰ってきたのだが、今度は夫にさっきの女が憑いていたのだった。

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