アルミホイル星人

658 :本当にあった怖い名無し :2009/01/15(木) 19:29:55 ID:LQ6vqV69O
携帯から投下。 
改行おかしかったらごめんなさい。
うちの母は学生時代、宇宙人らしきものを見たらしい。 
山奥ド田舎から都心の高校に通っていた母はバス通学で、 
その日も急いで家を出てバス停に向かって小走りしていた。 
そのとき視界の端に光を感じ、足を止めて振り向くと 
当時まだ木製だった電柱から延びる電線に人が座っていた。

最初は電線工事の業者かと思ったが、どうもおかしい。 
数は3人。性別は不明(遠くて判断できなかったらしい)。 
業者なら電柱にしがみつくようにして工事をするはずだが、 
それは身動き一つせず、椅子に腰掛けているかのように 
たわんだ「電線」に綺麗に並んで座り、母を見つめていた。 
ちょうど鉄棒に尻を乗せ手で鉄棒を掴み安定させるように。 
命綱のたぐいは一切着けていなかった。

更にその3人は全身アルミホイル?にくるまれていた。 
銀色の服が、かなり光を反射し輝いていたため 
母はアルミホイルを着ているように見えたらしい。

どのくらい経っただろうか、しばらく見つめていたら 
突然3人が座った姿勢のまま後ろへ回転し消えた。 
と思ったら一本向こうの電線へ移動していた。 
そこにもまた同じ姿勢で静止したままであった。

母は唖然とし見つめていたが、学校に遅刻しそうなので 
好奇心を抑えてバスに乗ってしまったため 
その後そいつらがどうなったかは分からない。

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