おいで、おいで、きておくれ
714 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/01/18(日) 10:52:02 ID:TXerCy2M0 今は引越しちゃったんだけど、昔住んでた地域の話ね。 親父の仕事の関係で7~15歳まで住んでた町はド田舎で、 ほんとに谷間を縫って集落を作ったようなとこだった。 あっち向いてもこっち向いても山と川しかない。 それで、集落と山の境目(ちょい山寄り)に神社があった。 神社はいくつもあったけど、どれも↑のような場所だったな。 小さいお社みたいなのは町中にいっぱいあるんだけどね。友達との遊び場には神社の境内が選ばれることが多かった。 だが、ひとつだけ入ったことがない神社があった。 いや神社なのか分からないけど、とりあえず鳥居はある。 で、その場所がずいぶん町から離れてるんだ。 普通の神社までは整備された道が続いてるんだけど、 その謎の神社は孤立してる。 ポンと山の中に鳥居だけが立ってるのが見えるんだ。 その神社について友達や大人に聞いても、 「あの神さんのとこはだめだ」と曖昧に濁される。 具体的に「なぜだめなのか」は教えてくれない。 だから自分で見にいった。中学生のときだ。 715 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/01/18(日) 10:57:00 ID:TXerCy2M0 結論から言うと、神社ではなかった。鳥居しかない。 場所自体も境内っぽい感じはせず、山の中の空き地に 鳥居だけ設置したみたいだった。 もちろん参道のようなものはなかった。 今まで見えていた鳥居の向こうには3つの小さい鳥居があって、 三角形になるように配置されていた。 隣り合う鳥居同士はしめ縄でつながれていて、 足の間(人がくぐる場所)にもしめ縄が何本も。 なんか、三角形の中に何か閉じ込めてでもあるかのようで、 俺は気味が悪くなって帰ってしまった。 そこからの帰り道。まだ山のなか。 大人だか子供だか、男だか女だか分からないような声で 「おいで、おいで、きておくれ」 「おいで、おいで、きておくれ」 って声がずっと追いかけてきた。 周りに人間はいない。バケモノだと思った。 下半身しか見えなかったが猫みたいなのがついてきてたから、 そいつに対して「バケモノを追い払ってくれ」って念じてた。それだけ。あとは何も起こっていない。 でも今思うと、あの猫みたいなのは何だったんだろうか。 猫にしてはデカい。猫っぽい体型なんだけど中型犬くらいの体格。 あと、猫にしてはモコモコ感に欠けていた。 何の動物なのか気になる。 724 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/01/18(日) 14:35:59 ID:TXerCy2M0 >>719-720 んなこと言われてもw 年齢性別は分からないけど人間の声だったし日本語だったんだぞ。 普通、動物が喋るとか思わんだろ。頭部は見えないっていうか、見えないものじゃないんだろうけど、 木の影に飛び込むとこしか見てないから確認できてないんだ。 ちゃんと見えたのは腰から後ろだけ。 で、しっぽも細くて長いし、ほっそりしてるから、 でかいけどシャム猫みたいな体だなあと思ったんだ。





