陰陽師の友人~その2

227 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/11/14(金) 15:00:25 ID:0o3RfwR4O
随分前に陰陽師の友人の不思議を話してた凡人です。 
ちょっと前に別口でまたコイツに借りを作ってしまった。 
今度は俺の家じゃ無くて最近彼氏と別れ引っ越した妹の新居での不思議な話。 
ラップ音てやつ?とか、特定の部屋で寝ると夢と現実の着かない程気味の悪い悪夢を毎晩みて、 
深夜天井の方からの何人もの足音とか電化製品の異常とか、気分が悪くなるとか、 
まぁそこらにもありふれた話。 
おれは現場にいってみたが 
悲しいかな0感だからさっぱり解らなかったんだけど。 
妹の余りのおびえように何でもないと安心させることはして貰えるかなと 
地元に残っているその陰陽師の友人に電話した。 
友『・・血も遠いあった事無いや行った事無いひとの所はホントは難しいんだけど 
お前のからなら道が出来るか』
道?道ってなんだ?

『今は暇だから、また式とばすから、 
一番不思議な事が起こる時間帯に一番不思議な事が起こる部屋に妹さん置いて、合図にワンコールして』

で、言うとおりにして準備しワンコール。 
・・今式神来てるのかな? 
前もだけど、その時はそんな気配もさっぱり解らない。 
座らせられてる妹も式神がきてると言われても何も感じないから半信半疑になってきてる。

夕『帰ってきた(式が)。取りあえず今日は妹さんつれておまえんちに撤収。家ついたら電話くれ』随分気を持たせるなぁ。
俺の時はすぐ陰陽師審判がくだってあっさり解決したんだったが。

家について電話してみたら、色々準備があるから、 
明後日また同じ状況から電話くれと言われた。 
詳しい事は終わってからねとその日は終了。 
久しぶりに妹と一緒に寝た。
明後日、また妹の部屋。 
友人に電話する。 
友『妹さんを部屋の中心に座らせて、これから何があっても動じるな、 
しゃべるな。俺からでんわするまで待機ね』 
電話切れる。 
って友よ、何があるんだよ(;TT)大丈夫なのか? 
仕方ないから指示通りにする。

・・シャン!・シャララララン‥

何の音!?妹も聞こえるらしくて顔を見合わせた。妹涙目。おちつけよ妹、泣くなよ?

‥シャラン・・・シャリン!‥‥‥シャララララ・シャリリン・・

近く、遠く、部屋の中でひびく。そう大きな音ではない。 
むしろ綺麗な音だ。

5分か10分か…音がやんだ。

音がやんでちょっとあって、まだ動かずにいた俺達に、 
友人から電話。妹が話した。 
友『もう大丈夫なはず。引っ越したいなら引っ越してもいいけど、もう今日からここで寝て大丈夫だよ』 
何かパニクってるのか半泣きで携帯に米つきバッタの様にお辞儀している。 
で俺は、妹は友達が泊まりにきてくれるとかだから自分ちに帰った。 
家に帰り勿論友人に電話する。 
俺『なんだったの?アレ、何かいたの?』 
友『怖がらせちゃいけないと思ったから妹さんには言わなかったんだけど 
妹さんの部屋は4階でしょ? 
そこの真上のが、解り安くく言えば一種の霊道みたいな物になってる』 
『そこから落ちるか何かしたモノが、妹さんの部屋から出られなくなってたから追い出した』 
えええええ!? 
友『来月そっち県に他の用があって行くから、その時結界はってやるよ』はぁ、ありがとうございます。 
あ。 
俺『あのさ、式神がへやに来てるらしい間、なんかこう、 
シャランとかシャリンとか、金属が触れ合う様な綺麗な音がずっとしてたんだけど、あれなに?』 
友『あ、聞こえた?・・そうか聞こえちゃったかぁ。 
それは式のシャクジョウの音だろな。 
長い金属の棒の頭に金属の輪がついてるの、見たこと無い? 
暴れん坊レディを送り込んだからw』 
友『それより式の立てる音や気配が解るようになってきたなら色々気をつけてな?』 
友『ま、また変わった事あったらすぐ電話してきて。もう寝るわ、じゃあな』 
お休みもありがとうも言わせないで友人は電話を切った。 
なにそれなにそれ変わった事ってなに(TдT;)?
陰陽師は謎がおおいです。

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