行者

476 :あなたのうしろに名無しさんが・・・[???] :03/01/07 03:20 

17年前の受験浪人の秋。
なかなか勉強に身が入らず、あせってた。

ある日眠くなって、自宅の机で突っ伏してうたた寝をした。その時夢を見たのだが、自分が10m程上空に浮かんでいる。

と同時に行者数名が呪文のごときものを唱えながら、歩いている。それを斜め上から見ている。
イメージは巡礼の一団のようだ。

そのうち彼らの呪文と金剛杖をジャンジャンと鳴らす音が、すごく大きくなって、自分に襲い掛かってくる感じにまでなった。
体の中に入ってくるような感じ。そこで、 ガバッと目が覚めたが、その夢があまりにリアルでまだ心臓がドキドキしていて、一瞬訳がわからなかった。
ただ、その後頭が冴え渡り受験まで一気に突破した。すごい集中力がそれ以来持てた。 
受験が終わりそれ以降、そんな状態は二度とない。

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