人違い

644 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/14 01:53
私が中学生の時の話。

その夜はなんだか「キュィーン」といった感じの機械音っぽい耳鳴りがうるさくて
なかなか眠れないでいました。やっと耳鳴りが止まりると今度は「ブロロロ・・・」
と、バイクが近づいてきて止まったような音が・・・。
うちは団地なんで同じ棟の住人が帰ってきたのだろうと思い気にせずにいると、
枕もとの両脇に人が座るような気配がして、いきなり「おまえなんだろ?」
と話かけられました。
声の感じは若い男で、私の枕もとの両脇に1人ずつ座り、その片方が話し掛けてきてる様でした。
訳が分からず黙っていると、また「おまえなんだろ?」と言われ、
こっちは「???」とりあえず布団の中でじっとしていると、もう片方が「おい、こいつじゃないんじゃないか?」
と言い始め、しばらく二人でしゃべっている様でしたが、人違いという結論に達したらしく
「ブロロロ・・・」と今度はバイクの音が遠のいていきました。

そんだけです。彼らは誰を探していたのか? 



645 名前:>644 :03/01/14 02:03
誰をさがしていたとかそれ以前の問題だろ!
自分の部屋に呼んでない人がいきなりいたら、驚いて何ものなのか確認
しろよ!
「そんだけです」かよ! 



646 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/14 02:36
644さんではありませんが。
実体験なんて、案外そんなもんかも。
あまりにも異常なことが起こると、かえって思考が停止してしまう。
あるいは、恐怖を感じたくないという無意識の命令によって
真実を知ろうとしなくなるのでは…? 



647 名前:フルスロットルビーバー ◆O0LXabR.D2 :03/01/14 02:59
>>646
同意。
つか、有り得ないことが起こってても、頭は普通の出来事として
認識しようとするから、
「ん?」
くらいしか思えないんだよな、その時は。
で、後から日常と記憶を照合するとそれがまともじゃないって
わかる訳だ。一拍ぐらい遅れてからな。 



649 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/01/14 03:17
>> 647
解る。
俺前一人でUFOらしきものを見た後、それを家族に話そうとして
なぜか大爆笑しながら語ってしまった。
当たり前だが、誰も信じなかった。
その後だいぶまともに語れるようになったが、これはこれでなんだか自分が
うそついてるような気がして、やはり信じてもらえない。
稲川氏のような、臨場感と緊迫感に満ちたまじめな口調がほしいぜ

その後、仏壇の位牌が一つだけ揺れまくっていたときはもう、
笑う余裕はなかったけど。

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