兵隊の行進

269 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/12/23 19:02
えーと、これは漏れが小さいころおぼろげながらおぼえてる話。
漏れが怖い思いをしたってんでなく、漏れが怖い存在だったって話なんだけど。

まず、本筋とは直接関係ないんだけど。
漏れの住んでいた家の近くには、当時小学校低学年ぐらいを中心に
とある怪談がうわさされている、宗教団体の支部があった。
それとは別に、家から見てその支部とは真逆の方向にはお墓のあるお寺があった。

そして、当時の漏れはたぶん幼稚園児~低学年くらい。
時刻はいつごろかわからないけど、ふと目が覚めて母親に泣きついた。
「兵隊さんが歩いてる音がする~」
ザッザッザッザッっていう規則的な音を聞いたわけです。
その当時、漏れがもってたおもちゃの戦闘機に付属でついていた
小っちゃい兵隊の人形が行進してるとこを思いうかべたんだね。
母親は「兵隊さんなんかいないよ」ってなだめてくれた。
まだ自我の確立してない幼い子がウソついて人を怖がらせるようなことはしないだろうし、
上記のような環境も手伝って、当時の漏れの言動はかなり怖かったと思う。


いや、床にぴったり耳つけて寝てたから自分の心臓の音聞いてただけなんだけどね。
無駄に不安がらせてごめんよ>お母様 

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