真夜中のブランコ

920:本当にあった怖い名無し:2009/06/30(火) 23:57:41 ID:haio7/HiO

既出だと思うが、前に千原ジュニアが話してた
記憶が曖昧なんでアレンジしてます

中学生の仲良し組A、B、C君。
彼らは深夜に家を抜け出して公園で学校の事や部活の事について話すのが日課だった
その日も夜中の12時頃に家を抜け出して公園に集まる予定だった。

AとCはすぐに到着したが、Bが一向に現れない
A「おせーなアイツ」
C「ちょっとBの家の方向に歩いてみようよ」
2人はBの家の方向に少し歩く事にした

しばらく歩くと、普段自分たちの利用する公園とは別の公園が目に入った。
何気なく通過しようと思ったが、異質に気づいた。女の人が居る
その白い服を着た女の人は寂しそうにブランコに座っている、夜中の12時に。
AとCは猛スピードで元の公園に逃げ帰った

A「やべぇ!俺見ちまったよ!
C「絶対幽霊だよアレ!」
しばらく幽霊らしき女について話しているとBが現れた

A「おい!お前来る途中の公園で女の人見たろ!」
B「え?見てないけど」
A「嘘つけ!んじゃもう一回見に行くぞ!」
今度は3人で例の公園に歩いて行く事にした。
その公園に着き、3人で覗いてみるとやはり女の人は居た。
Bにも見えたらしく、今度は3人で一斉に元の公園に逃げた

A「やっぱり居たじゃねぇか!」
C「白い服着た女の人が寂しそうにブランコ座ってたよ!気持ちわりぃ!」
B「え?違うじゃん?」
A「何が?」
B「こっち見て笑ってたじゃん」
A、B「・・・・。」

次の日、Bは学校に行く途中に交通事故で死んだ 

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