私の記憶とちょっと違った
595 : 本当にあった怖い名無し : 2011/09/21(水) 11:12:10.50 ID:+vET91Oa0
>>293 で、祖母らしきものと毛むくじゃらに遭遇した者です。
書き込みの後実家に戻る機会があり弟と会って話したら弟も覚えていて、
私の記憶とちょっと違ったのでまた書き込みにきました。
山の奥に探検に行こうと言って登っていって祖母に会い、
一緒に山の奥に行った所までは一緒だったんだけど、
弟が泣き出したのは草で足を切ったからではなかったらしい。
弟曰く、お堀で遊んでいる時に祖母を見上げたら、お堀の上に立ってこっちを見下ろしてた祖母の足が、
蜃気楼の風景みたいにぐんにゃりしていたとのこと。
びっくりして祖母の所まで戻り、「ばあちゃん足が、足が」って言ってたら、
これも本人の表現なんで曖昧なんだけど、優しく突き落とされたらしい。
強く押されたわけじゃないのに、気付いたら体がお堀の方にあって、スローモーションのようにゆっくり落ちたそうで、
お堀の中から見上げた祖母の顔までぐんにゃり歪んで見えて、それが怖くて泣いたとのこと。
そこで私が弟の泣き声に気付いてやってきて、見当違いに草で足を切ったからだと思ってなぐさめたらしい。
その後祖母がいなくなっていたのも同じで、確かに二人でお堀周辺を帰りたくて歩いていた。
で、私には毛むくじゃらに見えていたものなんだけど、やはり弟には小さい女の子に見えていたらしい。
しかも弟はその女の子と普通に会話をしたらしいけど、隣にいた私は弟とその女の子の会話を聞いていない。
弟の記憶によると、私が振り向いたんで自分も振り向いたら、
見たことはないけど普通の服装をした女の子がいたらしい。
当時の弟(小学校4年生くらい)よりもまだ年下で、弟は自分達と同じく迷子だと思ったそうだ。
それで「こっちにくると迷子になるよ」とか「おねえちゃん(私)と一緒なら大丈夫だよ」とか声をかけた。
女の子は、「まいごじゃないよ。だいじょうぶだよ。」って答えて、
「あっちにしんさんのおにわがあって、きれいだよ」と弟に言ったそうだ。
弟としては、私が「あっち?」と聞いたのはその、しんさんの庭の方向のことだと思ったらしい。
で、庭に行くつもりで歩いていったら知っている道に出て、そこでようやく、
あれ?しんさんって誰?庭って何?山だよ?となって、そこで急に怖くなり家まで全力ダッシュしたとのこと。
まさか同じ場所にいてここまで違う体験をしてると思わなかったけど、
私には毛むくじゃらに見えていたというのを話したら、
自分だけよくわからないものと喋ってしまったという事実に弟はびびりまくってた。
また長くなってしまってごめんなさい。以上です。