格安キャンプ場
465 :本当にあった怖い名無し:2010/08/05(木) 21:11:10 ID:0gS+5rkX0
15年前キャンプに行った時のこと
今はアウトドアブームも手伝って流行っているキャンプ場だが
当時はいつ行っても自分たち以外の客も居ない寂れたキャンプ場で
利用料が安かったため気に入っていた
テントの中には男3女2で寝ていたが、深夜なぜか目を覚まし
ふと横を見ると隣に寝ていた女Aも目を開けていたので「眠れないの?」と聞くと
急に不安感を感じて目を覚ましたとの事
落ち着けば眠れるだろうと少し話しをしていたら、今まで風の音と近くの川の音しか聞こえなかったのに
突然キーキーと猿の鳴き声や、鳥の羽ばたく音が聞こえ、耳を澄ませると炊事場の方でカシャンと金属音が
女Aが怯えて小さく震えだしたので(タバコも吸いたかったから)、外を確認したが特に変ったとこも無い
テントに戻り報告しても怯えたまま、突然手を強く握られたので「どうした?」と聞くと
「静かに。怖い」と分けの分からないことを言う
すると突然ザッザと複数人がテントの周りを歩く足音が聞こえた
1分程前は外に誰もいなかったのにな?と外を見ようとすると女Aがダメっと手を引っ張って止める
どうしても気になったのでテントから顔を出して確認したが、やはり誰も居ない
テントに頭を戻すと足音が聞こえる
しばらくすると怯えていた女Aは気を失うように眠ったので、自分も見えないものを考えるのが面倒になって寝た
翌朝、何事も無く帰れたがいったい何だったんだろうか?
後日、女Aに話を聞くと、自分が顔を出してる時に彼女は足音の招待が見えていたようで
山伏の格好をした人ではない「何か」だったらしい
470 :本当にあった怖い名無し:2010/08/05(木) 23:44:13 ID:0gS+5rkX0
465より前に同じキャンプ場での出来事
その日は仕事のため、夜から参加した
キャンプに向かう道中、最後の民家を過ぎ街灯も無くなり最初のカーブに差し掛かった
ふと暗闇しか映さないミラーを見るとボンヤリと白い何かが見える
ミラーを見ていると、物凄い形相のババアがボサボサの髪を振り乱しながら追いかけてくる
ビックリしてアクセルを開けるが振り払えない
必死に走りキャンプ場の駐車場に着いた頃にはババアはいなくなってた
バイクの音に気づい駐車場まで降りて来てくれてた友達に荷物を渡し、バイクの後ろに何か居た?と聞いたが
駐車場から見える位置ではもう居なかったようだ
しばらく飯食ったり喋ったりをして寝る頃、広場のブランコが目についた(465の頃には撤去されたが、当時キャンプ場には錆付いて動かなくなったブランコがあった)
その時は気にもせず寝たが、夜中に男Aと女Aに起された
仕事の疲れもあり、半切れ気味で「何?」と言うと「変な音が聞こえる」と言う
耳を澄ますとブランコのある広場の方から最初は・・・ギ・・ギ・・と錆付いた鉄のような鈍い音が
徐々にキー・キーと滑らかに動くような音になった
男2女2で来ていて当日まで仕事していた自分が起されてるのに、女Bが鼾かきながら寝ているのがイラッと
来たので叩き起こし、音を全員聞こえていたため自分が外へ出て確認することにした
外に出ると当然誰も居ないが何故か錆付いて動かなくなってるはずのブランコが激しく揺れている
テントに戻りその事を告げると3人はビビッていたが、自分は兎に角眠かったので就寝した
翌朝ブランコを確認すると、ヤハリ錆付いて動かない
とても不思議な体験
そのキャンプ場に初めて行った頃、友達の祖母が「アソコら辺は空襲の時に非難した人が沢山居た」と言っていたが、関係があるかは不明