ふとんの中で嘔吐と戦っていた

227 :本当にあった怖い名無し:2009/09/02(水) 22:22:35 ID:nbp3QN8mi
今から二七年前の話
母の実家に、母と帰ってきた俺はばあちゃんと再会し懐かしがっていた
爺ちゃんは入院しているらしく、帰って居る間は毎日病院に行く様にした
三日程経ち、朝起きると猛烈なは吐き気に襲われた
風邪をひいたのかと思い計ってみると平熱

直ぐに治るだろうと、母とばあちゃんは俺を残し病院に行く事になった
1人になった俺はふとんの中で嘔吐と戦っていた
もう胃の中には何も残ってない
《トントン
不意にドアをノックする音が聞こえた
おかしいと思った。何故なら今居る家は相当古く人が歩くとギシギシと
音が立つのだが、その音が聞こえなかったのだ
《トントン
またか・・、ふら付いた足でドア前まで行く、ノブに手をかけようとすると
《ダダダダダダダダダダダ
とドアを叩かれた。驚きの性か体が石の様に動かなくなった
それから直ぐに玄関から母とばあちゃんはが帰って来る音がして、ようやく解放された

まぁ、母さんがイタズラしてただけなんだけどね
床のどこが音ならないかを長年住んでて把握してたらしい
40にもなってなにやってるんだか
母はばあちゃんに同じ事をされたんだとさ

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