その一家

86 :本当にあった怖い名無し:2009/08/29(土) 16:24:23 ID:86Su3s/80
小学生のころ、近所に住む1学年下の女の子と、たまたま病院で(風邪で)一緒になった。

私もその子も母と一緒だったので、普通に待合室で世間話をしていた。

その何日か後、その女の子の妹をお爺さんが車で小学校に送って行った。
その日は小学校の先生の転任式?だったが、妹は先生に渡すために用意した花束を車の中に忘れたことを思い出し、ドアを開けようとした。

しかしすでに動き出していた車に洋服がひっかかり、妹はお爺さんの運転する車に轢かれて死んでしまった。

また数年後、今度はその子のお父さんが、運動会での保護者リレーの最中に心臓発作を起こして死亡。

お婆さんも交通事故で死亡。

お爺さんも精神的に病んでしまい死亡。

その一家はお母さんとその女の子だけになってしまった。

話によると、不幸が始まったのはお爺さんが家の庭にいた結構大きな蛇を打ち殺してしまってかららしい。
たった数年のうちに、一家がほとんど絶えてしまうなんて、やっぱり祟りとかあるのかなーという話でした。

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