二束三文の山

828 :本当にあった怖い名無し:2009/08/01(土) 18:03:42 ID:39RgAGp10
廃棄物といえば…

父が祖母からの相続で二束三文の山をもらった。
(宅地に転用できないので、固定資産税は安いが売ろうにも買い手が無いという無駄な土地w)
その一角がいつのまにか「ゴミ捨て場」のようになっていた。
たまに一家揃って掃除にいったりしてたんだが、噂になっているのかそれとも似たようなこと考えるやつがいるのか
いつのまにかまたゴミが捨てられている。

大抵は大型家電だったり、引越しかなんかで出た荷物っぽいものだった。
ただ3年ほど前、捨てられた箱のなかに人形がびっしり詰められていて、
その人形の左目が全部くりぬかれているのを見た時はマジ怖かった。
1体2体とかじゃなく、いろんな種類の人形が何十個も出てきて、
それが全部左目だけ綺麗にくりぬかれていた。

箱の一番底部分に白い紙で包まれた掌サイズのキューピー人形がはいっていて
これだけは様子が違っていた。
左目に赤いマークのようなものが書かれていて、股間の当たりに十数本の針が刺さっていた。
誰かを呪ったんだろうな…というのだけは判った。
念のためお寺にもっていって供養してもらったけど、これが一番怖かった。

この次の怖かったのは医療廃棄物で針とか普通に捨ててあった。
病気の感染とか考えるとマジ怖いわ。

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