ある女性が山で遭難して一ヶ月経った

750 :本当にあった怖い名無し:2009/04/21(火) 21:29:26 ID:UL95Sd0j0

前に立ち読みした、遭難の怖さを伝える本にあった実話。

ある女性が山で遭難して一ヶ月経った。生存は絶望視されていた。
飢え、乾き、寒さから身を守りつつ、山をさ迷うのは並みの体力精神力じゃ
もたない。まして一人ぼっちなら判断力だって極端に下がる。

でも一ヵ月後、捜索隊が無人の山小屋でその女性がうつむきがちに
座ってるのを見たとき、遠目だけど女性のまぶたが動いてるように見えた。
もしかして奇跡的に一ヶ月生き延びることが出来たのか、と捜索隊は
大声を出しながら駆け寄った。「大丈夫ですか?」と女性の肩をゆすった。

その瞬間、女性の目からぼとぼとと何かが落ちた。
まぶたの下に大量の蛆虫がいて、女性の目が動いてるように見えたんだってさ。

前の話へ

次の話へ