イタズラ

40: 本当にあった怖い名無し:2012/07/11(水) 10:02:37.78 ID:R8nxzrMb0
12,3年前くらいの話。
大阪でとある不動産をあつかったときのお話です。

社長が 知り合いの不動産業者が 倒産?廃業するから、そこのもっている不動産を格安で譲渡してもらった。

当時はわりと景気が上向きだったのであっというまに売れて、かなりの利益になるだろうと上司が言っていた。

大阪市内で 駐車場付き1戸建て!中古といえどそれなりのお値段のはずなんですがなぜか仕入れ金額が○○万・・・・

全員で これ金額おかしくないか?といってました。
会社的にはそれなりの金額を上乗せ最終的に相場より少し安めに設定。

部門をあげて、販売にとりかかり、1ヶ月がすぎ、3ヶ月がすぎ、半年がすぎ・・・

なにをどうやってもその一戸建住宅だけ売れない。
半年間で数百組の見学があったにもかかわらずなぜか売れない。
最初の設定金額の半分くらいまで値段が落ちても売れない。

おまけに担当していた人間が半年のあいだに二名退職。
怪我人続出 社内で あの一戸建てにかかるとろくな事がないと噂が立つほどに・・・

ばりばりの営業マンだった私がその一戸建てを直接担当することになり、
部下2名(A,B)をつれて関わることになりました。

ごくごく普通の家でなかは綺麗で、
普通の住宅にはあまりないLANケーブルをさせる設備がが各部屋にある程度。
掃除ついでに中を細かく家をみましたが、築年もそこそこ新しい。

なにより建築されてからだれも住んだことがないので中はピカピカ。
この値段でなんで売れないのかがさっぱりわからない。

しばらくして部下二名ともがあの家少しおかしいと言い出した。
当時ワンマンだった私は二人の話をまったく聞かず、とりあず売らんかい!と売らんと ボーナスないぞ!と・・

そんな話をして1週間も立たないうちに部下のひとりAが私のところにやってきました。

その風貌が異質というか異常というか。
顔がマジンガーZのアシュラ男爵みたいに綺麗に左半分赤黒く変色していて、驚いて
私「Aちゃん それどうしたん?」
A「それがよくわからないんです」

そういいながらシャツの左のそでをめくってみせると、
漆にかぶれたみたいに腕全体がおかしな状態になっていて
A「しばらく休ませてほしい あの家の担当は嫌です」
私「とりあえず完治するまで休むのはかまわないけど、この間もあの家のことBといいにきたよね?なにがだめなの?」
と話してるとAが少しつまったように話し始めたのですが、

A「実はあの家にいくと、誰かが・・・・・ヒッヒッヒッ」

突然何事かと いきなりAの顔が青白くというか赤黒くというか変色して、
机をひっくり返して 全身ビックンビックン痙攣して倒れました。

社内騒然で病院にはこびこまれたAは気胸で左肺に穴が開いてます。
ということでそのまましばらく休職。

Bに連絡をとろうとしたが、その日は連絡がつきませんでした。

長くなりそうなので要約すると..

B左足骨折
私左腕に16針の怪我

問題の一戸建てあまりにもおかしすぎるということで、いろいろ調べた結果以前にもにような現象があったことが判明。

社長が本気でびびって他社へタダ同然で転売。転売された会社 数カ月で転売。

上場大手にわたる。マンションになることに。

しかしいまだにマンション建たず。

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