泊まり込みの研修

388 : あなたのうしろに名無しさんが・・・[] 投稿日:03/07/01 11:42
死ぬほど怖くはありませんが… 
私が仕事の関係で、泊まり込みの研修に行った時、宿舎でおきた出来事です。 
研修も中盤に差し掛かり、すっかり回りの人や、研修生活になれてきたころのことです。 
その日、私は午前二時ころ眠りに就きました。 
ふと目が覚めると、部屋の前の廊下を誰かが歩く音がするのです。 
こんな夜中に誰だろう、と思っていると、私の部屋のドアが開けられました。そして人が入ってくる気配を感じました。(足音が聞こえた) 
私は、「こんな時間に誰だろう?」と、目をやると
誰もいないのです。 
しかし足音は私の方へ近づいてきます。私は、だだかたまっていました。 
ついに足音は、私の真横に来ました。それと同時に私の腕を掴み30cm位持ち上げました。その手はガムのようにネバネバしていました。 
空中に浮き、なすすべもなく、悲鳴をあげようにも声が出ません。 
何とか声を振り絞り悲鳴をあげると体は布団に戻り、気配も消えました。 

後日談 
その研修の出来事を家族に話すと、妹が 「その日、お兄ちゃんが、拳銃で撃たれて死にかける夢見たよ」と言われました。 
私はあの日あの世に連れられかけたのでしょうか

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