おばさんの出店
459 :名無しクン1:2009/10/01(木) 22:01:30 ID:JIhqDeGU0
おれの住んでいる地区には結構でっかい祭りがあって
さびれた地区なのにその時だけはほかの地区、県からも
かなりの人が来るんだ。
出店を出す人、買い物をする人、デート、観光、
目的は様々だけれどもとにかく人がいっぱい来る。
おれのおばさんとおじさんも出店を出すために毎年来るんだ。
金魚とかその辺のもの売ってる。
おれは小さい時から亀とか金魚とかもらって喜んでた。
さて、本題だが2,3年前の話。
いつもどおりの場所におばさんたちが店を出していた。
普通ならおれは飛んで店に行くのだが
なぜかその時はもっと遊んでから行こう…
と思って顔を出さなかった。
おばさんたちは普通に店の中にいて、
お客さんも普通にいた。いや、お客さんはいなかったのかも…。
そこの記憶だけが曖昧で霧がかかったように思いだせない。
祭りが終わった日おばさんのうちに俺は電話をかけた
「かおだせなくってごめんねぇ」
(結局忘れていた…)
というためだ。
しかし、電話をかけた僕はおばさんが一昨日亡くなっていたことを知った。
おじさんは手続きをしている最中だったそうだ。
「まぁ、だいぶ前から寝たきりだったんだけどもよ…。」
もちろん出店は出してないそうだ。
おれは返す言葉もなくただ立ち尽くした。
以上がおれの体験談です
これからもいろいろ書きますが
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