厄祓い


776 :5.5畳 :2016/07/11(月)03:04:50 ID:8P8 ×
今年の初詣、少し不思議な体験をした。
雪の降るなか車で少し離れた神社に向かっていたのだが、車に入れたはずの手袋の左手側が見当たらないことに気づいて途中のコンビニで新たに手袋を購入していった。神社について袋から購入した手袋を出そうとすると左手側のだけ見当たらない。車内を探しまわるも見つからず、必死に探しているうちに他の初詣客が居なくなっていた。
御籤を引きたかったので手袋を諦めてそのまま参拝、御籤を引いてから絵馬を書いているといきなり停電。しかも何度も。社にいた人達が原因を探すも結局分からず。

そんな微妙な雰囲気の中、絵馬を納めて帰ろうとしたらいきなり腕時計が外れて落下。

思い返せば昨年は指定難病にかかったり、大怪我したりと最悪だったのでお祓いと言うか祈祷を社務所に依頼して行ってもらう事にした。

停電で篝火の灯りだけという中、神主が現れて厄祓いを始めてくれた。
途中ロウソクが異常な燃焼をしたり、姿勢が前に押し出される感じがしたりした気もするが概ね問題無く終えた。

車に戻ると行方不明になっていた手袋が普通にあった。

この一連の体験が何なのかはわからない。けれど「神様が手を繋いで初詣に行きたかった。まだ帰りたくないと駄々をこねて時計を外した。嬉しくて祈祷中に社ではしゃいでいた」と思ったら…幸せな気分になった。

半年たった今、完治こそしていないけれど元気になりました。17年間苦しんでいた肩こりも無くなりました。

ちょっと変な体験でした。

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