助けてくれ─!

57 名前:あ、百話スレッドの・・・ 投稿日:2000/09/22(金) 03:04

ネタ切れ寂しいので「超怖い話」からコピペしとく。うろおぼえ。 
知ってる人はスルーしといて。 


北海道を友人と二人でドライブしていた。 
なんとなくこんな奥まで来る奴いないだろうな、というような 
湿原の奥まで行って一服してると、遠くから人間の声がする。 
こんな所で?と回りを見渡すと、一人の男が、 
こっちに向かって走って来た。 

髪の毛も髭もボサボサで、上半身はだか。 
作業ズボンのような汚いズボンのみを身につけている。 
「助けて、助けてくれ────!!!」 

同乗者が言った。「おい!なんだあれ!ヤバいんじゃないのか!?」 

その男は、はだかの上半身から四本の腕をばたばたさせていた。 
さらに、男の背後から何人もの集団が追ってくる。 
戦闘服のようなものを着た、軍人のような、正体不明の連中。 
「逃げよう!」 
慌てて車を回すと、アクセルを踏み込んだ。 
加速してその場を逃げ去る寸前、車の真後ろで、 
男が助けを呼びながら追手に取り押さえられていた。

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