悪ふざけ

20 本当にあった怖い名無し 2013/09/21(土) 12:48:47.54 ID:2ZVrVegjO
高校の頃の話。 
隣の高校で修学旅行中に事故が起こった。 

隣校の350人位+引率の団体一行は東京だか大阪で並んで建っているホテルAとホテルBに分かれて宿泊していた。 

隣の家と3m以上間を空けて建設しなきゃならない決まり(積雪の為)のあるクニから東京だか大阪だかに行ったわけなんだが降雪の考慮が不要な都会ではとにかく土地目一杯が建物。ほとんど間隔なんて無い場合もザラだ。 

夜の自由時間。 
ある生徒が部屋の窓を開けて1m程先の窓の向こうに友人の姿を見付けた。 
相手も気付き窓を開ける。 
その内調子に乗って窓から窓へ跳び移って遊び始めた。 
しばらく騒いでいると一方の部屋に教師がやってきた。 
教師に見付かるまいと急いで窓を閉める生徒。 

しかし、向かいのホテルの生徒は窓が閉じているのに気付いていない。 

窓枠から跳んだ生徒はガラスに阻まれ落下、死亡した。 

翌朝は緊急朝礼。 
生徒逹は残り日程全てをホテルの自室での謹慎に費やし、最終日に予定通りの切符で帰郷した。 


自分が修学旅行に行く直前の学年集会でも取り上げられ、「お前等はバカなことすんなよ」と念を押される原因にもなった実話です。 
心霊現象とかじゃないけど跳び移れなかった生徒の絶望を想像すると自分的に結構怖い話。 

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