お迎え

433 本当にあった怖い名無し 2012/03/15(木) 01:10:09.30 ID:f0WsFAehO
スレチだったらごめん。 

祖父が亡くなった。 
最後は酸素や点滴、機械が繋がっているような状態。 
寝たきりのような状態だったけれど、まだ手は少し動かせた(握り返したり痛いところを指さしたり) 
亡くなった日。 
日中、手を真上にのばして、もうほとんど喋れないのに『あっ…あっ…』と言っていたそうだ。 
そして容態は急変し逝ってしまった。 


その事を他の人に話していたら言われた。 
それはお迎えの人が見えているのだそうだ。 
亡くなった祖父の母(ひいばあちゃん)も亡くなる前、同じように手を真上にのばし、 
『あら、○○さん。お久しぶり。××さんもいるじゃない。』 
など言っていたらしい。 
そこで言っていたのは全てもう亡くなっていた人の名前。 

不思議な話で本当かは分からないけど、誰か来ていたのなら、祖父は寂しくなく逝けたのかな。 
じいちゃんが寂しくなかったなら、霊の存在なんていくらでも信じるよ。 
と思った孫でした。 
書き捨てでごめん。 

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