ここにおる

536 本当にあった怖い名無し sage 2012/07/06(金) 00:23:31.68 ID:YaOXu7ix0

戦時中、海中で特殊潜航艇の訓練中に死亡し死亡場所不明の親友Kさんの遺体を 
船の甲板から探していた人がいた。ある海上で急に火の玉が上がって落ちたので 
そこか!とすぐその場所を探したらKさんの遺体発見。 
戦後、Kさんの両親が靖国から大祭に呼ばれてお参りに行く途中の船内で 
父が仮眠してると夢の中に息子が出てきて、父が見た事がない港の風景を見せながら 
「僕はここにおるから来てくれ。いつでも僕はここにおるから・・・」と言うので慌てて起きて 
甲板にあがると遠くに島が見えるので船長にここはどこかと尋ねると 
見えている島(半島だった)の名前と今いる沖の名前を教えてくれた。 
靖国からの帰り道、見えていた島がある県の県庁や役場に行って調べてみると 
息子がいた宿舎(船から見た半島にある)でお世話してた人に会えるわ、 
息子が見せた港の風景と同じ場所(宿舎があった村で慰霊祭をした)を見つけたりしたと言う。 

旧日本軍に興味があって戦争本読み漁っていると 
「遺体から火の玉が出た」とか「戦死した人が身内の元に帰ってきた」とか 
「戦死寸前に生きてる身内の声や死んだ身内の声がして助かった」とか 
普通に出てくるのでビビるわ・・・ 


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