百日目

3 100日目 1/3 sage 2011/08/04(木) 11:37:17.73 ID:Eu5X0hWY0
先日体験した実話です。 


出産後一ヶ月くらい義実家で世話になっていた。 
義実家といっても夫の母(義母)の再婚相手の家なので、義父(超いい人)とは私も夫も血縁関係はなく 
当然こどもとも血は繋がっていない。 
けれども義父は実の孫かってくらいにものすごい子供をかわいがってくれている。 

それから百日経って「お食い初め」をするために久々に義実家に泊まりにいったときのこと。 
不思議な夢を見た。 

夜子供と夫と二階(産後滞在していたときに使わせてもらっていた部屋)で寝ていると外からドアを叩かれたので、なんだと思って出てみると
ぶわぁああっ!と子供からお年寄りまでいろいろな年齢層の人が部屋にはいってきてねている子供を覗き込み 
「うわー、大きくなったねぇ」 
「かわいいねぇ」 
「いい子だねぇ」 
と口々に話しかけてくる。 
夜中にいきなり初対面の人からかなりなれなれしく話しかけられて私はパニックになり 
子供をかかえて(夫置去りww)階下の義母のところに行こうとしたら 
廊下にも大勢人がいて 
(大人や或る程度の年齢いった子は並んでいるのだが、3、4歳くらいの小さい子は隅の方でかたまって遊んでいた) 
なんなんだ一体!と階段にむかうとそこでも人が並んでいて 
しかも1Fの玄関からもばんばん人が入ってくる。 
ああ~こっちは寝巻きだしこんな時間にどうしよう・・・とオタオタしたところで目が覚めたんだけれども 
やけにリアルだったせいかそれからなかなか寝付けなかった。 

次の日の朝義母にそこのことを話したら 
「ああ、それご先祖様が○○(子供の名)見にきたんじゃないの?」 
といわれた。 
私が産後へばって寝ているときに義母と義父が子守をしてくれていたんだけれども 
抱かれるとこどもは何故か仏壇や遺影(義父母それぞれの両親)をじーっと見るのが好きだったので 
「この子はご先祖様とお話しているのかねぇ」 
なんて二人で話していたらしい。 

あと義実家を建て替える前の家のとき、義父の娘さん(前妻さんとの娘さん)が 
「夜お墓(家の裏にある)のほうから勝手口を通って人がぞろぞろ入ってくるので眠れない!」 
といって勝手口をふさいだことがあったということもきいた。 
義母曰く 
「この家はお寺も近いし出るらしいからねー。あんた霊感あるんじゃないの?」 
いいえ、今までの人生でそれっぽいことってなかったんですけれども・・・。 

かなりびびったけれども、夢の中に出てきた人みんながニコニコ楽しそうだったので 
ご先祖様達が子供の成長を喜んでくれているんだと思ってなかなか嬉しいです 

冒頭に書いたとおり義父と子供とは血縁関係がないのですが 
子供を見に来てくれたご先祖様は義父のほうのゆかりの方達なんでしょうね。 

義母が毎日仏壇やお墓の管理している姿が評価されて 
「あの後妻はなかなか感心だ。というわけで孫も見守ってやろう」 
ということになったんじゃないかと勝手に解釈しています。 
  

前の話へ

次の話へ