応用


28 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/10/30 08:14
えー、自分の部署の部長の実家で起きた話。

私の勤めている会社は東京にあります。
で、部長は大体1~2週くらいの間隔で週末、奥さんのいる実家の新潟に帰ります。
そんな部長がこないだ実家に帰った時に、その出来事が起こったそうです。

新潟の実家で最近、犬を飼い始めたのだそうです。
実はその家にはもう10年近くは生きているであろう、先住の猫がいるのです。
飼い始めた犬は柴犬の赤ちゃん。まだ、生後一月ほどでしょうか。
やはり子犬だけあって、実家の皆が構うのです。
可愛がるだけではなく、やはり躾もまだな子犬な訳です。実家の皆さん、部長含めてもどこか手探りな訳です。
ですから、構うのです。もしかしたら、過剰に餌をあげたかもしれません。ちょっとした行動で反応したのかも知れないのです。

しかし、猫にはそんな勝手な人間達の事情なんて知ったことでは無かったのでしょう。
家族達の反応を見て猫は意外な行動に出たというのです。

「わにゃん!」
鳴いたのです。
実家にいた方々は一斉に「えっ!?」と声をあげて猫に振り向いたそうです。

部長が言うには、--どうやら猫は柴犬が「ワンワン」と吼えているのを聞いて、
「自分もそう鳴けば餌をもらえるのだなあ」と考えたのではないだろうか。
そう鳴けば餌をもらえるのだと考えたのではないだろうか?
だから、「わにゃん!」と鳴いたんだろうなあ--と、言っていました。

なるほど。猫も家族の中で10年近く暮らしていると、そういった応用もするのですねえ。

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