墓地を通って・・
694 1/2 sage 2012/04/11(水) 12:35:29.09 ID:VhUXL2UQP
豚ぎりスマソ。母の友達のおばさんの若い時の話です
青山墓地の近くに3つのビルがあり、真ん中のビルの飲み屋によく行っていた。その飲み屋は3階に飲み屋4階に飲み屋の支店がある構造
ある日友達の誕生日会が飲み屋であり、少し遅れてしまったおばさん。
青山墓地の電話ボックスで飲み屋に電話をかけると「もう始めてるよ!早くおいでー墓地突っ切ると早いからさ待ってるよ!」
ガヤガヤとうるさく、かなり良い塩梅になってる友達達
おばさんは墓地を突っ切り3つのビルの真ん中の三階の飲み屋へ行きました
が…、シーンと静まりかえり真っ暗。ドアも鍵がかかってて開かない。さっきの電話だと騒がしかったのに…
勘違いで支店のほうだったのかな?と支店に行ってみることに。すると、
支店も真っ暗で鍵が。しかし、非常階段の前にボーイの格好の男が背中向きで掃除をしてる
おばさんは「すみません。今日お休みですか?」と聞きました
が、ボーイの男は無言で掃除して一言も話さない。
なんだか怖くなったおばさんは、墓地の横の電話ボックスで電話してみようと思いつき、戻ってみることに。
墓地を突っ切り、電話をしてみると「遅いよーまだー?出来上がってきたよ」と大盛り上がり。
さっき誰もいなかったと言うと、そんなことはない、ずっと飲んでいると。
怖いので墓地を通らずに回り道にビルに向かってみると、明かりも煌々とついてどんちゃん騒ぎの飲み屋さん。
おばさんは安心したと同時に、ボーイの男がもし振りかえっていたら。
もし暗い飲み屋のドアが開いていたら。
はたして無事戻ってこれたのかな?と…
おばさんは霊感ある人なので、うっかり変な世界に行ってしまったみたい
もし自分だったらどうしようと怖くなりました。