笑えない話

193 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/07/10 17:38
友人から聴いた話。 

その友人をAとしよう。ある休日、Aは繁華街を友人Bと歩いていた。 
二人とも中学生でお金は無い。ひまなのでぶらぶらしてるだけだ。 
前方に身体障害者と思われる人が歩いていた。ヒドイ話だが、その二人には 
とても不恰好で笑える歩き方に見えたらしい。二人とも笑いをこらえつつ 
その人の後ろを歩いていたが、いきなり友人Bがその人の歩き方を真似て歩き始めた。 
しかも物凄くうまかった。本人よりも本物っぽかったと友人Aは語っている。 
友人Aはひたすら笑いをこらえて歩いた。その時突然、通りに面した店の中から 
店主らしきオッサンが飛び出してきて、 
「ふざけた真似してるんじゃねぇぞ!ゴルァ!」 
と、殴りつけた。 
友人二人の前を歩いていた障害を持たれている方を。 

この話を友人Aは笑いながら話していたが、私はまったく笑えませんでした。 

前の話へ

次の話へ