某国営放送の撮影クルー
280 名前:元自 :03/06/03 05:11
>>278
ああ、こんなつまらない話でありがとうございます。
>>279
そうです。教官の方がはるかに恐かったです。
調子にのってもう少し書きますね
その時、途中から某国営放送(って一つしかないですよね)
の撮影クルーと合流しました。レンジャーの特集かなんかでらしいのですが
詳しくは聞いてなかったのでわかりません。
クルーの方々は我々と同じく昼も夜も山の中で過ごしました。
私の同期がクルーの方に話しかけられたらしいのですが
「ねぇ、あんた達も聞こえるの?」同期は「何をですか?」
どうやら、クルーの方々は真夜中、山の中で眠りにつくと
(学生達は24時間戦闘状況中なので、クルーの方々には睡眠をとって
いただいていた)耳元で声が聞こえるらしいのです。
押し殺した声で「こっちきなよ」とか「おい」とかその他女子供のひそひそ声やら。
目をあけても姿はなく、その口元だけが耳元にあるようだったそうです。
もちろん我々は音はもちろん、声などたてません。
教官の「なにやってんだ!寝てたろ!」とか学生を蹴ったり殴ったりする音以外は。
あとは敵と交戦の音。でもこれは空砲使うのでうるさくてそれどこではありません。
結局クルーの方々は予定より早々に切り上げて帰ってしまいました。
(そのほかの理由があったかもしれませんが)
実は私にも聞こえた覚えがあるのですが、それよりも空腹、疲労、
緊張感の方が優先していてそれどこではなかったのです。
おそるべし、人間の極限状態...
たしかこのスレの過去の方に同じく訓練中に木の上からぶらさがる
化け物に遭遇した話があったとおもったんですが(うろおぼえですいません)
その手の話は多いらしいと聞いた事があります。
警察、病院、自衛隊には。
教官が言うには「よかったな。もっと恐いもん遭わなくて」と言われました。