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159 :本当にあった怖い名無し:2011/11/15(火) 22:59:57.02 ID:GqVKmqh50
今年の8月くらいの話なんだけど、就活で名古屋から高速バスつかって東京行ったんだよ。
その会社のバス使って何回も東京行ってるし、その日も乗りこんだ時は全然いつもと変わらなかった。
ちょうど、由比PAぐらいで、富士山が真正面に見えるじゃん?そのぐらいから、iphoneで曲聞いてたのにおかしくなった。
次の曲になってから、前奏が全然始まらない。ちょっと待ったら鳴ったんだけど、その曲、前奏の前に空白のあるような曲じゃなかった。次の曲もそうなったから、どうしたのかと思って、ポケットから出したけど、特に異常はない。

曲は流れるし別にいいやと思って、ポケットにすぐ戻して放っておいたんだけど、その後左手すぐ横に山が続く道から、さらにおかしくなったんだよ。

前奏が始まらないだけじゃなく、おじさんみたいな低い声が何かもにょもにょ喋ってんの。運転手さんのアナウンスかと思ったけど、渋滞もないし、休憩所の海 老名もまだ先。それにいつも乗ってるから、そんなところで喋るはずがないのはわかってる。他の乗客の反応もなかった。
合戦中みたいな音もあった。でも、きちんと前奏が鳴り出したらやむし、音もくぐもってたから、面接対策に集中したい自分は勘違いで終わらせた。
現象最後の曲は、コオロギが鳴いてた。窓が開いていたとしても、エンジン音で聞こえなくはずなのに、はっきりしすぎてて、これはそういう現象化と自覚した。ちょうど、高速が新しいっぽい道に変わる場所に差し掛かって、その現象終わったけど……
終始眠いわけではなかったし、頭が勝手に再生するという類のではないと思う。

心当たりといえば、前々日ぐらいに、AKBが富士山でした不可解な体験についてちょっと確認したいことがあったから、少し調べ事はしてた。
あと、富士山には磁場があるとは聞いたから、そのせいなのかもしれない。でも、帰りのバスはそんなことなかったし、その日以外もこんな体験はしなかった。
こんだけ文字数使って書くことじゃないけど、記憶に新しいから結構書いてしまった。すまん。

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