妹2人が体験した話

490 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/03/25 04:27

     ヘ( `Д)ノ イマダ! 高速デ駆ケ抜ケル!! 
   ≡ ( ┐ノ      
  :。;  / 

僕の妹2人が体験した話です。 
年が近い妹をA、離れている方をBとします。 

祖父の初盆のために家族で帰郷してました。 
盆が終わると直ぐにAだけが家に変える予定でした。 
しかし盆の最中にBが熱を出してしまい、 
安静にしてないといけない状態(見ていてかなり辛そうだった)でしたが 
急遽AとBと母が帰ることになりました。(Bが家へ帰ると言ってきかなかった) 

家へ帰り着くと嘘のようにBの体調は回復したそうです。 
でもBは母に甘えて帰った初めの日は母と一緒の部屋で寝ました。 
Bが夜中の3時頃(確かそんな時間だと言っていた)目を覚ますと 
玄関の前でAが正座をして座っていたそうです。 
母の部屋は玄関を入って直ぐに左で、いつも襖を開けているので 
玄関前の廊下が見えます。 
「Aちゃん?」Bが呼ぶとAは直ぐにBに気付いて母の部屋に入り 
「怖かった~。いっしょに寝ていい?」と言ってBの布団に入り 
その夜は3人同じ部屋で寝たそうです。 
後からAに何が怖かったのか聞きました。 

Aはその夜仰向けに寝ていると、夜中に何処からともなく 
鈴か風鈴みたいな音が聞こえてきて金縛りにあったそうです。 
そして腹の上に何かが乗ってくた感覚があり、「変なもの」が来たと 
思ったAは目を開けまいとつぶったそうです。 
しかし腹の上に乗ってきたものはAの目を開こうとぐいぐい力を目に加えてきたので 
Aも負けるものか!といっそう目をきつくつぶったそうです。 
それからなぜAが玄関前を玄関に向かって正座で座っていたのか、 
Aは記憶がないそうです。 

僕はこの出来事を聞いたとき、祖父は孫の中で一番Aを可愛がってたので 
祖父がAに会いに来たと思っています。 
後最後に、B曰く玄関前に座っていたAはほんのり青く光っていたそうです。 

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