発光体

266 名前:あなたのうしろに名無しさんが・・・ :03/03/21 16:45
アメリカに旅行したときのお話。 
レンタカーして、アイダホ州の高速道路を 
夜中に長距離移動してました。 
真っ暗な道を飛ばしていたら、遠くに白い明かりが見えたんです。 
高速の出口の街灯かパーキングエリアの明かりかな? 
と思ったんですが、次のインターやレストエリアまでは 
何十マイルもあるはず。。。横に乗っていた彼女と 
「あれは何だろ?」と話をしていました。 
そのうちに距離が縮まってきたんですが、その明かりが 
白い発光体なのに気づきました。2~300メートルまで近づいた 
ときにその発光体が空中数十メートルに浮いているのがわかりました。 
うお!?と思ったが、こっちは120か130キロで走っているので 
とまるにとまれず走り続けてました。そしたらその玉が 
スーッと降りてきて、車と同じ高さになって真正面から 
つっこんできたんです。 
とんでもないスピードだったと思います。 
あ!と思った瞬間には車のフロントガラスのすぐ前まで 
来たんです。思いっきりブレーキを踏んだのですが、その 
バスケットボールぐらいの大きさの発光体は車の形に沿って? 
フワリと上を滑っていきました。 
びっくりしまくっている彼女を車からひきずりだして、 
私も車から降りました。車の後ろを見るとまだその 
発光体は何百メートルか後方でフワリフワリと飛んでいました。 

私たちは目をあわせて首をひねるばかりでしたが 
あまりに気持ち悪く、Xファイルがはやっていた時期 
だったので、そのままとっととその場を立ち去りました。 
今でも語り草になる妙な体験でした。 

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