罰当たり

653 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/08/14(金) 19:59:42 ID:3SxoYTA90
今日の墓参りの出来事。面子は自分家族と関西から来た母方の伯母。
母が墓に花を祭っていると伯母が突然先向かいのお墓の家族の方に行き花を譲ってもらって来た。 
色合いが寂しいから貰ってきたって。 
さすがに貰い物の花を先祖に祭るなんてと思った。 
しかし父と母は苦笑いしつつもその花を混ぜて飾ってた。

母の花を生けてるのを眺めてると、その視線の先には花を貰ってきたお墓とその家族いた。 
その中の小学生高学年くらいの男の子がずっとこっちを見てる。 
頭の弱い子なのかなと意識して目を合わさないようにした。

花の準備が終り、お供え物も拡げて蝋燭に火をつけようとしたがマッチでは中々灯かない。 
私が、と喫煙者の伯母がライターを出してお墓に近づいた時何かにつまづいて体勢を崩した。 
どうにか灯火台に両手をつき体を支えたものの顔面は墓石に激突。 
そのまま左に倒れて石の卒塔婆をなぎ倒してうずくまる形になった。本当に一瞬の出来事。 
妹がその姿を見てギャン泣き。 
はっと思って顔を上げると先の男の子が相変わらず無表情でこっちを見てた。

伯母は救急車を呼んで病院に搬送された。 
命に別状は無かったんだが鼻骨骨折と卒塔婆の打撲で首にギブス。 
花と共に穢れを貰ったのか、家の先祖が怒ったのか。

おおっと、忘れてた。 
以下転載。

216 名前:おさかなくわえた名無しさん[sage] 投稿日:2009/08/14(金) 16:21:59 ID:EVM4E8kn 
午前中に墓参りに行って来た。 
すでに別の親類が来ていたようで花は飾られてた。 
花筒にはまだ余裕があったので、持ってきた花とあわせたもののやっぱり余ってしまった。 
帰りに無縁仏さんにでも挿してこようと思っていた。

それを見ていたのか、知らないおばさんが「その花、要らないなら頂戴よ」と言ってやってきて、 
返事しない内にむしりとって行った。 
変な人もいるなぁ、なんて家人同士で話して、お参り。

後片付けをしてると、後ろからぎゃーの悲鳴。 
振り向いてみると、さっきのおばさんがうずくまってる上に卒塔婆が崩れてた。 
そしてそのおばさんの親類があたふたしてる。 
見ていた弟の言うには、何かにつまづいて墓に顔面強打。 
もんどりうったところで卒塔婆にぶつかり、倒壊して下敷き。

もうなんというか。

705 :本当にあった怖い名無し[sage] :2009/08/16(日) 03:46:17 ID:UZ6st+TK0
>>658 
そのレスの元スレのタイトルが「(-д-)本当にあったずうずうしい話 第110話」ってのがふるってるw

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