母の寝言

832 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/12/07(日) 13:26:20 ID:ukduIYnU0
うちの母親は、霊感があるんじゃないかと 小さな頃から思っていた。 
本人に そう言ってみても「冷え性だからねぇ。」と話をはぐらかされる。 
(冷感かい!) 
そんな母親のエピソードは、沢山あるのだけど これは、つい最近の話。
先々週の金曜日(11月28日金曜日)の夕方の事。 

母親が、リビングの長椅子に倒れ込みながら「うっ・・・限界。ちょっと寝る。」っと 
まるで 柔道の絞め技を掛けられたように 瞬時に爆睡。 
暫くすると寝言を言い出した。 

「来週は 寒冷前線の通過に伴い、大荒れの模様。  
 朝は、晴れていても しっかりした傘が必要。」 

寝言を言った数分後に「あー良く寝た!」と 何時間も寝たかのような 
スッキリした表情になり 夕飯の支度を始めた。 
寝ている時間は10~15分程度。

瞬時に爆睡する事は、今までにも度々あって その度に不思議な事が起こっていたので 
「何の夢見ていたの?『寒冷前線の通過』って何?」と聞くと 
「あー・・・来週だよ。うちは大した事無いから。」と そのまま夕飯を作っていた。

で、12月5日金曜日。 
しっかりした傘を持たされた自分は、あまり濡れずに難を逃れた。

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