死神に取り憑かれた弟

816 :本当にあった怖い名無し[sage] :2008/10/24(金) 17:43:29 ID:ARVQsSma0
不思議な話だと思うんだけど・・・ 
長いよ?日本語弱いよ?
俺が小学校の中学年位の時、2歳年下の弟が死神に獲りつかれたw 
何でそうといえるかと言うと・・・

お絵かき・落書きの絵が何に影響された訳でもなく 
黒頭巾に鎌を持った死神だらけ。ま、こんな事位じゃわからないよね。

で実は親戚のおばさんが、霊能者?(俺はあんまり信じてない)なんだけど 
こんな事をうちの親に言ってたらしい。 
「○○君(弟の名)最近変わった事無い?」 
そんな事言われても、普通に元気に遊びまわったりで、その時の俺たちには変わり無く思えてたので 
「別に・・・」何で?と切り返すと、こう言ったらしい。

「○○君なんだけど、もうすぐ死んじゃうかも・・・!」(あくまでニュアンスで、実際はどういう会話かはわからない)

なんか、おばさん曰くあの世には運命の本?人生が綴られる本?見たいのが 
あって、弟の本にはもう未来が見えないって・・・ 
で、その本ってのは、絶対ではなく惰性で生きてると 
その通りになるけど、努力したりするとちょくちょく書き換わったりするらしい。運命は切り開ける・・・みたいな・・・w

で、助けたいんだけど、準備が要るって感じになって 
出来るだけ早く準備を整えて、また連絡するみたいな事だったと思う。

その話を聞いたときに、最近みんなに見せるお絵かきの絵って 
ひょっとして何かを感じて書いた死神なのかな?って弟を除く家族で思ったわけ。

その準備期間のある日、弟と2人で家で遊んでると 
玄関のチャイムが鳴り、弟が出たんだけどしばらくして 
弟の泣声が聞こえ、駆けつけてみると玄関に座り込んで泣いていた。

何で泣いているのか、聞いてみると彼いわく 
「真っ黒の背広きた、おじさんが来た。」って 
で、何で泣くのか聞いたが、よくわからないけど恐怖を感じたって・・・w 
表を見渡したけど、もうその人らしい男は居なかった。 
親にその話をすると、急いでおばさんに連絡してた。

多分死神だねってw

で、後日準備できた~みたいな連絡が来て、家族でおばさんの所に出かけた。 
お払いみたいなのをするって言われて、俺は関係ないからって 
隣の部屋でファミコンして待ってた。

数時間後、お払いを終えたという弟が出てきたんだけど 
普段と全く変わらず、元気にファミコンに参加してきた。

で、現在に至って弟は元気に生きてるわけだが・・・ 
おばさんが言ったとおり、死神に連れてかれ 
助かる方法がない!→どうしよう!→死んじゃったという流れ 
なら、多少おばさんを信じるし、死を予言したおばさんスゲーって 
話になるのだが、生きてるのだから証明のしようが無いし 
つまらない話なのだけど・・・

実は後日談がある。


うちの母親が弟を生んだ時点で、子宮の病気かなんかで 
子供が生めない体になってしまっていたらしい。

が、そこはお盛んな両親、ばっちり子供を授かってしまう・・・ 
病院行くも、とてもじゃないけど産めませんと意気消沈 
で、おばさんに相談。「じゃ、あたしが産むわ」って!? 
で変わりに産んでもらった。って

全然意味不明だったんだけど、あの世で生まれる予定だった 
魂をおばさんに、移したって聞いた・・・ 
その時は子供心に、不思議だな~っとは思ってたけど 
今思えば、おばさんちはやる事やってwうちはおろしたって 
現実があったとは思うんだけど・・・

正直家族が増えるって聞いたとき、喜んじゃったから 
喜んだ俺を傷つけないように、また、タイミングよく出来てしまった 
おばさんちの子供の事を誤魔化す為に言ってたんだろ?と思ってた。

だけど、言ってる事は本当だった見たい。 
というのはお宮参りにいってる、その子を抱くおばさんの写真・・・ 
おばさんの顔が、うちの母親の顔になってる!まじで! 
写真を見せてもらった時、本当のお母さんを呼んじゃったんだねって 
説明してくれた・・・ 
うちの母親とおばさんは血の繋がりないし、似ても似つかないんだよw 
でも、その写真はまじでうちの母親の顔になってたw

で、もう一個。 
お払いをしてる時の、母親の話。 
祭壇の前でお祈り見たいのをしてたらしいんだけど・・・ 
最後の締め?wのあたりで、部屋中が光ったらしい・・・ 
弟と一緒に、その浄化?する光を浴びた母親は、すっかり 
健康な体を取り戻してしまったらしく、1個目の後日談から 
数年後に無事、 元気な男の赤ちゃんを産んだ。それは医者も驚いてた。 
その5年には、妹も増えたw妹とは17才離れてる。 
本当にお盛んだw医者も驚いただろうw
上で生まれた、弟も中学くらいの時に大きな病気になった 
病名は難しい名前で覚えてないけど、難病で治療も出来ない病気だった。 
20才まで生きれるかどうか・・・と医者に言われた。

おばさんに相談すると、原因はうちの両親にあった。 
あんなにお盛んだったのに、親父の方に浮気が発覚し 
夫婦間の仲が傍から見てて悪かった。 
事あるごとに喧嘩、喧嘩で実際離婚の話も出てた。

そこで、おばさん曰く 
「神様がせっかく、子供を授けてくれたのに、喧嘩ばかりで怒ってる」って 
「もう連れて帰る(あの世に)」と言われ目が覚めたらしい。 
浮気相手と手を切り、仲良く暮らし始めると 
弟の様態もよくなり、今じゃ2児のパパになりました。

それでも、俺は信じてないけど・・・怖いんで。 
以上だす。駄文長文すんません。

前の話へ

次の話へ