じっと見る目

118: 本当にあった怖い名無し:2011/08/19(金) 03:19:33.77 ID:WnypPlPl0
初めて書き込むので読みにくかったらごめん

高校生のときに体験した話。
当時運動系の部活に所属していて毎日帰るのが8時くらい、真っ暗な中を自転車で帰っていた。
家は一軒家ばかり立ち並んだ閑静な住宅街にあるんだが近所に
一区画だけ正方形に近い塀にぐるっと一周囲まれた寺が建っている。

引っ越してきてから3年ほど毎日のようにその道を通っていたが
読経のような物音を聞いたこともなければ車が止まってるのを見たことすらない。
だからといって特別気になることもなくその日もアイスくわえながら自転車で横を通り過ぎたんだが、ふと、その寺の方をみると大体敷地の中央の辺りに二階建ての住まいの二階部分だけが見えたんだ。

おそらく住職とかの居住スペースだろう、前に見たことがあるかもしれないしないかもしれない、
そんな日常の景色だったんだが、その中央にひとつだけ窓があった。
その窓を何気なしに眺めていると塀の外に立っている電柱が視界を横切った。

その一瞬の間に真っ暗だった窓から明かりがこぼれていた。
ああ部屋に電気が点いたんだ・・・。
そう思い、そしてまた一つ電柱が視界を横切ったとき俺は生まれて初めての霊体験らしきものをした。
 
その明かりのついていた窓が開いて、そこからだれかが身を乗り出してじっとこっち見てるの。
顔のパーツは覚えていないが完全に目があった。逆光(?)だったのに。

見間違いだと言われればそうかもしれない、本物の人だろと言われればそうかもしれない、
距離もあったしそんな曖昧な見え方だったんだが俺の体は完全にびびっちゃってんの。
アイス食ってたくらい暑い夏の夜だったのに一気に流れる冷や汗とがっくがくに震える体。

だってずっとこっち見てるんだもん。うまく表現できないが見てる気配がするんだもん。
全力で目をそらし自転車こいで帰宅。家族に話すも実害あったわけでもないし、
先にも書いたように本物の人だろうと言われた。
 
ただ問題は翌日だったんだ。
もう一度確認したくて
(というか当時流行っていた自分たちのHPの日記用のネタにするために写真をとりにいった気がする)
同じ場所にいったんだが、まずそもそもどこにもあの二階建ての建物なんて見えないの。
自転車立ちこぎしようが塀の中はなんもみえなかった。
塀が高すぎて。

以上です。  

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