ヒグマによる遭難

63:名無しさん@涙目です。(熱田神宮):2012/01/02(月) 01:46:53.49 ID:ChKIq8Th0
カムイエクウチカウシ山におけるヒグマによる遭難
興梠メモ(遺体付近から興梠盛男君の手帳が発見されました。)
7月27日
4:00頃、目がさめる。外のことが、気になるが、恐ろしいので、
8時までテントの中にいることにする。テントの中を見まわすと、
キャンパンがあったので中を見ると、御飯があった。
これで少しホッとする。上の方は、ガスがかかっているので、少し気持悪い。
もう5:20である。また、クマが出そうな予感がするので、またシュラフにもぐり込む。
ああ、早く博多に帰りたい。
7:00
沢を下ることにする。にぎりめしをつくって、テントの中にあったシャツやクツ下をかりる。
テントを出て見ると、5m上に、やはりクマがいた。とても出られないので、このままテントの中にいる。
3:00頃まで(途中判読できず)他のメンバーは、もう下山したのか。
鳥取大WVは連絡してくれたのか。
いつ助けに来るのか。すべて、不安で恐ろしい。
またガスが濃くなって………。

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