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光る球

白兎@特選怖い話:2019/03/18 23:28 ID:7oMJWXeA

怖い話とは趣旨が違うけど、身近で起こった不思議な話。
山なし、落ちなし、意味なしでもよければ聞いて欲しい。

ちょうど10年くらい前、自分が中学生だった頃の話。
部活が終わると、帰り道は小学生の頃から9年の付き合いになる友人といつも一緒に帰っていた。

冬だったと思うんだが、その日もいつもと同じ道を同じ様に帰っていたわけで、特に何かが起こる雰囲気があるわけでもなかった。
車も通らない狭い住宅街の道を、思い出せないくらいしょうもない話をしながら、もうすぐ別れ道だなぁと思いながら歩いていた。
その時、道の左側に建っている、ごく普通の二階建ての民家の屋根、ちょうど何かのアンテナが立っているところに、青白い光が浮いているのを見た。

角度からして、アンテナの向こうに見える大きな葬儀場の看板を照らす照明が、コンタクトレンズを着けた目のかすみが原因でボヤけて見えてるんだと思った。
しかしその青白い光が、ふわぁっと浮き上がって消えたのだ。

思わず「うえっ!?」と声が出た。一緒に歩いていた友人も「今の見た!?」と驚いていた。
子供とはいえ、14,15歳の中学生が二人。記憶違いでも見間違いでもなく、青白い光が消えるのを見てしまった。

あれがいったいなんだったのか知る由もないが、科学的に説明される現象なのだろつか。
皆さんが期待するような恐怖体験はないが、個人的には後にも先にも一度しかない身の回りの不思議な現象でした。

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