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擦りガラス

ぱんぱか@特選怖い話:2018/04/27 16:51 ID:7R.ytnZ2

これは以前、私が実際に体験したお話
実体験なので分かりにくかったり、そんなに怖くなかったらごめんなさい

当時の私は父、母、一つ下に弟と一軒家に暮らすごく普通の13歳
霊感に関して先に説明しておくと

父→霊感あり
私→ややあり
母・弟→霊感なし

父は昔から霊感が強いと母が言っていました(普段は無口なので自分で言っているところは聞いたことないような…)
私が小さい頃、父方のおばあちゃんが亡くなり
自宅で1階でお通夜をしていた夜
二階で寝ていた私、弟、従妹の顔を見るために
おばあちゃんが階段を上がっていったと父と叔父(父の兄→霊感激強い)が口を揃え、同じ視線でおばあちゃんを追っていたと聞きました

父、叔父の心霊体験はまた今度
今思えばそんな霊感の遺伝のせいでこんな怖い体験をしてしまったのかな、、




では今回の体験をお話ししましょう
場所は関東の港付近、山も海も近いところ

親戚も近くに暮らしていたので事あるごとにそれぞれの自宅に集まり、他愛もないことを話しながらご飯を食べるなんてよくある事

その日は父が仕事で遅くなり、弟は修学旅行で家におらず
母「つまんないねー、どっか行こうよ!」とかいいながら
すぐに親戚に連絡をし車で30分ほどの距離に住んでいる
母の従妹の自宅に集まり夕飯を一緒に食べることになった

母の従妹のお家のお父さん亡くなっていて、母、姉、妹の3人でマンションに暮らしてる

母「ついたら叔父さんにお線香あげようね」
私「いつも違うおばさんの家だから久しぶりだしね」
車で話をしているうちにすぐに従妹の住んでいるマンションについた
車を止めてエントランスを通り過ぎ


母の従妹は5階建てのマンションの3階に住んでいるので
エレベーターに乗りこんだ

母「つたよ〜」
と開けるのボタンを押してくれていたので先にエレベーターをおりると


廊下が真っ暗、そしていつもより長い、怖い
何回も来たことのある場所なはずなのに


私「何号室だったっけー?」
と立ち止まり様子を伺った

母「なにいってるの〜ほらいくよ」
と暗い廊下をずかずか歩いて行ってしまったので急いで追いかけベルをならしすぐに家にあがらせてもらった


(気のせいかな、今日は天気曇りだからかな、、)
そうとしか考えられないので気にせず、おかしな感覚のことは誰にも言わないでおくことにした



玄関を入ると短い廊下があり、二列に並んだ10枚の擦りガラスがついている扉をあけるとリビング
つくなりすぐにおしゃべりが始まり、辛口な母の従妹の話も面白く

食いしん坊も炸裂し、さっきまで怖かった廊下のこともすっかり忘れ
ご飯を食べ、ジュースを飲みその場を楽しんでいた


おしゃべりの途中、
廊下の左手にあるトイレに向かおうと扉のほうを向くと



扉の抜こう側の廊下から髪の毛のない青白い顔をした3人が、両手をべったりつけ、ガラスに額をつけるほど近づきリビングを覗きこんでいる
体は見えず手と首から上のみ



本来擦りガラスなら人影は確認できても顔まではわからないが、
あの3人の顔がガラスに近すぎて白目まではっきり見える


上から2番目と3番目のガラスから、2番目のガラスからは1枚を2人で押し争うように

顔の感じからして3人とも男の人



なぜだか、泥棒?という考えではなく
見てはいけなものを見てしまったと焦った


声がでない



視線をそらすこともできない



ただ冷や汗がでる




その3人は私には気づいておらず
必死にリビングの奥を覗きこんだまま動かない

なにを見ているのか意を決し視線をたどると、
とくに何もない
恐らく楽しそうに話している人間を観察しているようだ


しかし、母や親戚たちはそのことに気が付かず楽しそうにおしゃべりを続けている


(あの3人は一体なの!?)


擦りガラスのほうを向くとそこにはもう誰もいない


(なにかの見間違い、夜に影とか見ると人に見えるようなあれだきっと)
そう思うことにし、これも母にも親戚の誰にも言わないことにした
自分の家にお化けいるなんていやだもんね、、
でも云えなかった分トイレには行けなかった(笑)


夕方に集まったのにも関わらず、話が盛り上がりすぎお開きになったのは23時すぎ
「またね〜」といって車で自宅に帰り
帰ってからも自宅のリビングで「面白かったね〜」と母との雑談が終わったのが0時を過ぎたころ



またあの3人の事を思い出してしまい
私「今日はママの部屋で寝ようかな♪」
言ってみたら
母「珍しい、いいよ!」
とすんなりOK

部屋の奥に私
ドア側に母と川の字に並んで
部屋の奥のほうに敷いてある布団に入りました

母はすぐに寝始め
それから5分くらいしてから
耳鳴りがし始めた


(!?)


手も足も動かない


金縛りだ


(大丈夫、前に1回金縛りになった時に父に解き方を教わったんだ!!両手の小指から順番に動かして、、、)

(解けた!)

今日はたくさんしゃべったし疲れていたんだと思うようにし、寝ようとすると

また金縛り

なんど頑張っても繰り返される金縛り
これを8度ほど繰り返していたとき



母「大丈夫?呼吸荒いよ?」

私「うん大丈夫、起こしてくれてありがと」

母に起こしてもらったことで声を出したからか金縛りはだいぶ楽になった
すると今度は母が震えた声で





母「ねえ、、、ドアから3人分の足が見える」





母「こっちに向かって歩いてる」









心臓がどきっ!っと痛くなり
つい、


私「どうしてあの3人ってわかったの?」


と聞いてしまった
初めに説明したとおり、母には霊感はない



ここで母に今日あった事を話した

怖くて布団から出る事が出来ないので
顔だけ出しながら
母「なるほど、ついてきちゃったのね。そういえば叔父さんにお線香あげるの忘れちゃったね、、、」

私「それかな、、こっち向かって歩いてるんだよね、どうしよう」

母「大丈夫、パパ今帰ってくるよ」

とホントにそう言った瞬間




父「ただいま!」




と玄関を開ける音がしたので
母・私「ぱぱーーーーー!!!!!!!早く来てーーーーー!!!」
と布団の中から叫びすぐに来てもらい




母「ねえ、なんか変な感じしない?」



父「変な感じはしないけど、塩まこうか」
と玄関に連れてかれ二人して父に塩をまいてもらった




それ以降、私も母もあの3人を見ることは一度もありません


みなさんもお線香は忘れずにあげるように気を付けてくださいね。

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